
12日の神戸新聞夕刊の1面に大きく『日本酒復権 個性の時代』、サブタイトルに『純米酒にこだわり、伝統の製法』との見出しありました。そして親しい蔵元の大きな写真もあり、じっくり目を通しました。県下の酒蔵のことも紹介されていましたが、そこにはいわゆる灘の酒のことは少しだけ?それも本筋ではない事が寂しく書かれています。神戸新聞ですよ!1面で灘の酒がメインでないと言う事は何を意味しているか、ただの飲み物、酒でないという観点から読むといろん事が見えてきます。『日本酒復権 個性の時代』→地方酒権を素直に表現している酒が評価されている事です。何も数蔵で全国をまかなう必要もない。その地で醸した酒の税はその地の財源に!如何でしょう?蔵は全国にあります。風土に根ざした米・水・食そして人がいます。言葉があります。各地にはいろんな味、味わいがある事を認識すべきです。土地柄+人柄=味柄・・・。
面白い映画『相棒』、2007年度劇場版《複眼の法廷》を興味深く観ました。2007年版ながら、思わず“なんんとタイムリーなんだ”と思いつつ2時間ほど見続けてしまいました。裁判委員制度、検察審査会、冤罪等今まさに旬の話題です。あらすじは『新宿南署の速水巡査部長が何者かに射殺された。容疑者として2年前、銃刀法違反で速水に逮捕されていた塚原が浮上。当初は犯行を否認していたが、厳しい取調べについに自供。証言どおり凶器の銃も発見され、裁判では裁判員制度が試験的に導入されることになった。三雲裁判官のもと裁判が始まるが、塚原は一転して犯行を否認。裁判員の赤川は塚原に厳しい口調で質問、塚原の恋人・静香が傍聴席から大声で否定するという場面も。
裁判員による評議では、慣れない裁判員たちがそれぞれ意見を出し合うが、一人翔子だけが死刑と言い放つ。他の裁判員は翔子の強硬な意見にしり込みするが、翔子は頑として曲げようとしない。そんな翔子の暴走に歯止めをかけた三雲判事は、まずは有罪か無罪かを話し合うことに。悔しそうにうつむく翔子に、右京はささやかな疑惑を抱く。
右京らは翔子の周辺を調べるが、被害者の速水との関係を示すものはどこにも見つからない。そんな折り評議内容が新聞にスッパ抜かれた。記事を書いた記者の話では、女性の声で電話があったとか。裁判員たちは翔子に疑いの目を向ける。
三雲は取材攻勢をかけるマスコミを取り締まってほしいと問題視する記者の名を右京らに示す。その中には裕子の名も。
判決前の評議でも死刑を主張する翔子。彼女の発言で何かを思い出した右京は速水ではなく、死んだ裁判員の赤川と翔子が関係していた事実をつかむ。
右京と薫は、翔子と死んだ赤川裁判員が上司と部下の関係だったことを明らかにする。上司として世話になった赤川を殺害したのは塚原の恋人・静香だと信じ込む翔子は、塚原を死刑に追い込み復讐しようとしたのだった。
裁判員を解任された翔子に、右京は速水が警視総監賞をもらうことを誰から聞いたのか質問する。裁判のときに翔子が口走ったのだが、資料には出ていなかった。翔子は塚原を落とした新宿南署の有働刑事から聞いたと答える。
有働は翔子に警視総監賞のことを話した事実を認めたが、実際には警視総監賞をもらう予定だったという。その受賞が内定したのは、速水が殺害された当日。その情報の伝わり方から有働はどう考えても速水本人から警視総監賞のことを聞いたことになる。右京と薫は改めて有働と会う。
判決当日。右京と薫は新宿南所の辰巳刑事と対峙していた。有働は速水の警視総監賞の話を辰巳から聞いたと証言したからだ。辰巳は事件当日、速水本人からその話を聞いたことになる。実は辰巳は銃の押収ノルマを達成するため、自らの手で再押収の記録を捏造していた。その事実を知られたため、速水を殺害していたのだ。右京らに責められ犯行を自供する辰巳。ギリギリで塚原の無罪が証明される。
さらに右京らは裁判所を出ると、美和子と裕子のもとへ。2人を赤川が死んだ現場に連れて行くと、裕子が壊したボイスレコーダーから微生物が混じった水が検出されたことを明らかにする。つまりボイスレコーダーは赤川が死んだ公園の池に水没したために壊れたのだった。右京らに問い詰められた裕子は、赤川を取材しようとしたが拒否され、もみ合った末に赤川が転落死したことを認めた。
その裕子が赤川と出会えたのは、社からメールで赤川の行動を知らせるメールがあったからだとか。その裕子の証言に疑惑を覚えた右京らは、その情報を知らせたのは誰あろう裁判官の三雲ではないか、と推理する。もともと裁判員制度の導入に懐疑的だった三雲ならやりかねない、事実彼の思惑通りに初の裁判員制度は混乱したではないか。
右京らは三雲を問い詰めるが、証拠はない。結局はうやむやのままに終わるが、右京らは裁判員制度の苦しい船出をかみ締めながらも、その可能性を改めて信じようとしていた。』
最近のコメント